太陽光発電で飛び続ける飛行機、ソーラーインパルスの驚異!

夢の太陽光充電飛行機

最初期の宮崎アニメ「未来少年コナン」には、太陽からエネルギーを補給しながら半永久的に空を飛び続ける巨大飛行艇が登場します。そんなアニメの中のようなテクノロジーがどうやら実現しつつあるようです。6カ国の様々な分野の専門家の知恵が結集した、その飛行機の名はソーラーインパルス。スイス連邦工科大学ローザンヌ校ではこの飛行機による世界一周を目指してプロジェクトが進行しています。いったいソーラーインパルスとはどのような航空機なのでしょうか?

ソーラーインパルスってどんな飛行機?

ソーラーインパルスは機体全体に一万七千枚もの太陽光パネルを搭載し、これによって太陽光から動力を得ています。機体重量は2.3トンと自動車一台分程度の軽さですが、そのうち充電用のリチウム電池の重量は633キログラムにもなります。この多くの蓄電池によって昼間太陽光からエネルギーを充電し、夜間はそのエネルギーで飛行をすることができるのです。ただ現在のところ、速度は時速90キロメートル毎時と飛行機としてはそれほど速くはありません。しかし、ソーラーインパルスの魅力は何と言ってもまったく着陸することなく、何日も飛び続けられるというその滞空時間の長さにあります。

世界一周プロジェクトへの挑戦

2015年3月8日。ソーラーインパルスはアラブ首長国連邦から離陸し、世界一周飛行への挑戦を開始しました。オマーンのマスカット、インドのアーメダバード、バラナシ、ミャンマーのマンダレー、中国の重慶、南京と離着陸を繰り返しながら飛行を続けました。南京からハワイへ向かう途中、緊急着陸先として名古屋に寄港。その後5日間という連続飛行をして7月3日にハワイに到着します。しかしこの飛行中に蓄電池が損傷し、修理等のため2016年早春までハワイにとどまることとなりました。理論的には、改良を重ねれば無着陸での世界一周も可能だと考えられる、ソーラーインパルス。大いなる挑戦の再開を世界が期待をこめて待ち望んでいます。

太陽光発電の価格は、設置する規模や太陽光発電のタイプなど、業者によって価格が異なることから、自宅の屋根に太陽光発電を設置するなら複数の業者に見積りを依頼するようにしましょう。